人目もはばからず

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あなたのダンナが夜中にシャワーをひっそりと浴びる理由…あびる湯ぅ…

浮気…不倫…いや…そんな類のモノではありません。
え?安心?
いやいや。
 
ダンナの職場がガテン系だったりしませんか?
屋内でも真夏にガンガン火を焚いたりする職場だったりしませんか?
昼間の最高気温が50℃とかで、深夜の残業帯になっても40℃越えの職場環境なんてものがこの世にはあるんですよ。…まぁ、ここまでは聞いた話ですけどね。
 
そんな中でダンナが口にする水分は職場だけで軽く6㍑~8㍑を越えます。
よたよた、くたくたであなたのダンナは帰宅し、シャワーを浴びて飯を喰らう。
わずかに残された我が家でのひと時。
しかし、ひとりぽっち。
家族も寝静まった…そんな、ほっと一息つく瞬間。

「あ…やべぇ…屁…でそう…」
 
『いいじゃんいいじゃん。
今日も1日、お疲れ様。
誰も聞いてないよ。
仮に聞かれていたとしてもいいよ。
ぶっ放しちゃいなよ…』
 
屁の精霊の声に、肛門の緊張をほぐした一人の疲れ切った男は、抵抗もせずに、成すがままにぶっ放したのであった。
 
「ぶびっ…」
 
「ぅ?…おんっ?」

男は違和感を感じた。
なんとなく、吐しゃ物を太ももの裏に感じたのだ。
 
「うんこ、びちびちやねん…」
という火垂るの墓「セツコ」の台詞が思い浮かんだ瞬間である。
(…吾輩。火垂るの墓、みたことないですけどね、人聞きで…)
 
トランクスの裏になんだか茶色いものが放射的にへばり付いている…。
 


えー、うおっほんっ…
 
何が言いたいかといいますと…。

世の中には…う〇こ飛ばしながらでも働いている人間がいるということを…
今日はあなたにしってもらいたかった…ただ…それだけです…。
 
ただ…それだけですぅ…スゥ~…ぷぅっ…
 
屁、余り…