人目もはばからず

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フモウナチタイ 不毛な痴態

ふと 唐突に思いついてしまうことがあるんだ

でもそれは 

あまりに社会に対して実用性がなく

机上の空論とすらいえないくらいに学が見当たらず

そして

いうならば 全く人々の関心を得られないことは明白であって

こと個人にいたっては

自分の為にも人のためにもならず

この地球上に存在する誰に対しても

何も徳をすることを約束できない

そんな バカげた思い付きがこの脳みその中を漂い続けていて…

つまりは 処分の仕方がわからずにいる


そんなバカげた思い付きコレクションを毎日毎日…

眠そうな先輩に「眠れないんです…」と投げかけてから

その鬱陶しい話を先輩にぶつけて寝苦しさを共有する…というのが不眠症に悩むボクの唯一の対処法だったのに…


三日前から先輩は出張で家を空けている

…さみしい…

ぅぅ…


布団にくるまって

先輩の居ない方を見つめながら

もうどれくらい時間が経ったのだろう…

語ってもいいですか?

すでに語ってますけど 語ってもいいっすか?


…この世の中に存在する ある一定の歳と条件重ねた数多の人の中で…

自分の耳くそ 鼻くそ 目ヤニ 臍のごま 爪垢…などなど

忌み嫌われる自分から生じるもののニオイを嗅いだことのない人間が…

果たして存在するのであろうか…

いや そらぁ生まれつき嗅覚が…とかいう人たちは別ですよ そらぁね?

ボク、思うんですよ きっとね

高貴な身分を生まれ持った王様も

誇り高き武士も

誰もがうらやむ美男子に美女だって

こっそり人目を忍んでニオイを嗅いでいるはずなんですってば

もしも 存在するとしたら…

どのような誓約があって そのような境地に至るものなのか…

是非とも教えて…もらい…た…



先輩…辛いっす 早く帰ってきてください…
 
先輩…今日…先輩の布団で寝て…いいっすか…
(いいっすね!もごもご)

あぁっ…先輩の香り…せんぱい…せ…んぱぃ… 

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